超人気ボカロの名曲たちを4,300万回以上の再生回数を誇る 今話題の歌い手たちがキラキラのハウス・アレンジで大胆カバー! "HAPPY"をキーワードにしたコンセプトミニアルバムを2作同時リリース! 人気漫画家 桑原草太 描きおろしジャケット!! |
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プリンス盤には新社会人・Da-little・ゆう十の3名が、 プリンセス盤にはうさ・はにちゃむ★・バルの3名が名曲達を紡ぎだす。 全曲のアレンジは超人気コスプレイヤー『えなこ』を中心に結成された 世界初の国際派アイドル・ユニット『パナシェ!』の サウンド・クリエイターであるClean Tearsが手掛ける。 |
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新社会人 / Da-little / ゆう十
DFCL-2031 ¥2,000(tax in) 発売日 2013.08.07
※原曲はCDには含まれません
うさ / はにちゃむ★ / バル
DFCL-2032 ¥2,000(tax in) 発売日 2013.08.07
※原曲はCDには含まれません
サウンド・クリエイターClean Tearsが語る収録曲の全曲解説!
制作秘話が今明かされる! こちらをクリック♪
■Sound Creative All Arrangement : Clean Tears Recording Engineer : 前田 励(Nasoundra Palace Studio) Mastering Engineer : 酒井秀和(Sony Music Communications) |
■Artwork Creative Jacket Design : 桑原草太 Art Direction : 石橋克章(anatani.com) |
■Sony Music Entertainment Staff A&R Director : 矢山貴之(DefSTAR RECORDS) AD : ジーコ ![]() |
それぞれ収録は別々だったので、
歌い手さんは大変だったんじゃないかと思っています。
曲調としてはローリングなベースラインとKorg M1ピアノが絡む定番なプログレッシブハウスアレンジ。
3人が掛け合うように、次々と変わっていく構成になっています。
パンやフェーダーがオートメーションでくねくね動く感じは、
見てて楽しいプロジェクトです。
また、原曲のテンポが速いので、
ハウスのテンポにそのままはめるとメロディーが遅くなりすぎてしまうので、
メロディーは原曲より速くなっているという歌い手さんにとっては、
ハードルあげるようなアレンジになっています。
余談ですが、今回のCDではほぼ全ての楽曲にM1ピアノを使用しています。
もちろん実機は持ち合わせていないので、プラグインです。
M1って今聴けばリアルって訳じゃないのに、オケに混ぜたときのなじみのよさがやっぱり名器ですね。
原曲のかっこいいピアノリフをメインに、
ジャズっぽいアレンジにしてみました。
サックスの切り刻んだ感じや、
DJがプレイする時によく使うフィルターやフランジャーのフィルが気に入っています。
ラストのサビに入る前はかなりボーカルを加工して回ってる感じを表現してみました。
エフェクターでできるところかもしれませんが、手動でパンを振っています。
こちらの曲もM1のピアノを使用していますが、センターに固まりすぎてしまうので、生ピアノで左右の音をユニゾンさせて広がりを付け加えています。
また同様の方法としてウッドベースのローを極端に切った音をなぞるようにシンセでローのみのサイン波を鳴らしています。そうすると処理しやすいです。
かなりハネ目の可愛い系ハウスアレンジです。
ベースラインのA/Bパートは、ところどころにドラムと同じクオンタイズのアクセントを加える事で、ハネ感を強調しています。
パーカッションはバック全体を包むようにパン振りとMS処理を行なっています。
この楽曲はコーラスワークが重要だと思ったので、
ボーカルのパートも多くなっています。
ただ、ごちゃごちゃしないように、
パン振りとオケの音色数・EQ処理には注意して仕上げています。
ラストサビ後のハモリは特にお気に入りです。
これでもか、ってくらい刻みまくりました。
プロジェクトをぱっと見るとすごくザクザクしてます。
シンセやベースでも細かい刻みが多いので、あえてがちゃがちゃうるさく、それでいてスッキリとさせるアレンジに苦労しました。
ギターは全体を弾いて頂いたデータのポイントを見つけながら切り刻んで、シンセはフィルターの開閉を極端にして、他のパートがなっている時にはこのパートは閉じる、みたいな処理をしています。
ベースラインは複数パートを使い全体をまとめて、統一感を出しています。
原曲のギターの刻みをシンセでやってみました。
サイドチェインを深く効かせて8分のリズムで押し切るような、
ゴリゴリというかマッタリのれるアレンジです。
ボーカルを刻むのはもはや定番ですが、
それに加えてボコーダーでロボチックな雰囲気を出しています。
こちらはいかにもデジタルチックな構成にしてはいますが、ドラムのみ生音系を鳴らしています。ほとんど聞こえないようなフィルが微妙なノリを出していると思います。
一番夏っぽいアレンジじゃないかと思っています。
今回一番最初にアレンジした楽曲です。
所有している数本のシンセでひたすらスーパーソウを作ったような記憶があります。
なので、定番で使うような音色がこの曲では復刻版プラグインで鳴っています。ちょっと毛色の違う質感でこういうのもありだなと思いました。
ハウス楽曲で頭から歌が入ることはほとんどありませんが、こちらは原曲重視ということで、テンポを変えたオープニングのサビを入れています。曲中にテンポチェンジを埋め込むなんて、何年ぶりだろう。
最後の曲は夕日が似合うようなアレンジにしてみましたが、
歌詞が雨なので、しょっぱなから雨が降っています。
こうやって歌詞からアイデアをいただいて、それをものにしていくのは楽しいものです。
アレンジは”極力シンプルに”を目指して作成いたしました。
生ピアノとアコースティックギターが絡むこちらもラテン系ハウスの定番構成です。
はにちゃむ★さんバージョンはソウルフルな雰囲気で、Da-littleさんバージョンはアーバンな感じに仕上がってるんじゃないかと思っています。オケは同じなのに、ボーカルの雰囲気で曲全体が変わるって考えるとやっぱりボーカルって偉大だと思います。
国際派・超人気コスプレイヤー『えなこ』を中心に結成された
世界初のアイドル・ユニット『パナシェ!』のサウンド・クリエイター。
オリジナルだけでなく、音楽サークル「はちみつれもん」のメンバーとして既存曲アレンジなども行っている。
HP : http://scx-ct.net/
■Sound Creative All Arrangement : Clean Tears Recording Engineer : 前田 励(Nasoundra Palace Studio) Mastering Engineer : 酒井秀和(Sony Music Communications) |
■Artwork Creative Jacket Design : 桑原草太 Art Direction : 石橋克章(anatani.com) |
■Sony Music Entertainment Staff A&R Director : 矢山貴之(DefSTAR RECORDS) AD : ジーコ ![]() |
動画共有サイトで関連動画総再生回数4,000万回以上! 超人気ボカロの名曲たちを2,800万回以上の再生回数を誇る 今話題の歌い手たちが壮大なオーケストラ・アレンジで大胆カバー! “泣き歌”をキーワードにしたコンセプトミニアルバムを2作同時リリース! 人気漫画家 桑原草太 描きおろしジャケット!! |
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収録される楽曲のオリジナル動画は1200万回を超える総再生回数を誇り、一度は耳にしたことがある名曲ばかり!
プリンス盤には伊東歌詞太郎・新社会人・Da-littleの3名が、プリンセス盤にはセリユ・はにちゃむ★・バルの3名が名曲達を彩る。
全曲のアレンジは映画やテレビ、CMなど多くのメディアに楽曲提供を行っている新進気鋭のクリエイター、斉藤尋己が手掛ける。
CLiCK 〜泣き歌で歌ってみた〜 CM公開中!!
伊東歌詞太郎 / 新社会人 / Da-little
DFCL-2006 ¥1,500(tax in) 発売日 2013.05.29
※原曲はCDには含まれません
セリユ / はにちゃむ★ / バル
DFCL-2007 ¥1,500(tax in) 発売日 2013.05.29
※原曲はCDには含まれません
アレンジャー斉藤尋己が語る収録曲の全曲解説!
壮大なオーケストラアレンジの制作秘話が今明かされる! こちらをクリック♪
■Sound Creative All Arrangement : 斉藤尋己 Solo Violin : 須磨和声(M-02、M-06、M-08、M-12) Recording Director : うたわせタロー Recording Engineer : 前田 励(Nasoundra Palace Studio) Mixing Engineer : 井野健太郎 Mastering Engineer : 酒井秀和(Sony Music Communications) |
■Artwork Creative Jacket Design : 桑原草太 Art Direction : 石橋克章(anatani.com) |
■Sony Music Entertainment Staff A&R Director : 矢山貴之(DefSTAR RECORDS) AD : ジーコ ![]() |
ボカロ楽曲をオーケストラにして下さいと、この企画を最初に頂いた際に始めにアレンジした楽曲です。
最初の課題は、クラシカルなアプローチをしつつも、どこまでPops(歌もの)として成立させて行くかでした。
そこで、拍の縦軸は可能な限り残し、逆にオーケストラならではのダイナミックスレンジは可能な限り残すという方針をとりました。
これは全曲のアレンジ、ミックス、マスタリングにおいても共通の方針となりました。
イントロはHarp3台で始まります。掴みを出すため意図的にクラッシック的なフレーズは避けR&Bのイントロを作る気持ちで作りました。
そこからはこの楽曲の凄く文学的な歌詞と美しいメロディーを活かした壮大なストーリにしようと思いました。
イントロでぐっと上がる気持ちをAメロではStringsのPizzicatoのみで一度落ち着け、徐々に上げて行きます。
Bメロから入ってくるViolinのTremoloはサビに向けての気持ちを高めるのに一役買ってると思います。
2番ではそこからはサビに向けて金管楽器も参加しだし、これぞフルオーケストラと言うTuttiサウンドに仕上げました。
間奏はオリジナルのメロディーが僕自身好きで、この楽曲を大好きな方々も聴きたいのでは?と、それを活かしたものにしました。
そこからCメロのスネアドラムセクションとブラスセクションが力強く演奏し、ブレイクから溜めての大サビ、
今までの流れはこのためにあった!的な否応無く気持ちを持っていかれる演出にしています。
そしてこの壮大なストーリーの音楽を見事に"Da-littleさん" と"バルさん"には歌い上げて頂きました。
イントロはピアノから始まります。
実はコンサートグランドピアノ2台の特殊なアレンジです。更に混成コーラス隊も加わります。
コードもオリジナルから若干変えつつ、テンションも使い泣き歌的なメランコリーを表現しました。
AメロはCelestaを入れしっとりとした雰囲気から展開して行き、後にトライアングルや鈴など小さい打楽器がその演出を助けます。
Bメロではオーケストラアレンジ的には木管楽器の掛け合いを楽しむパートです。
Picclo,Flute,Oboeの細かいフレーズは小気味よいと思います。
木管楽器で言えばこのメランコリックには"Heckelphone"という楽器も使用しています。
サビでは、美しいStringsのアレンジを心がけ、1台Pianoが細かい高音の刻みが雨粒のように、
もう1台は少しクラッシックとかけ離れた弾んだ伴奏をします。
なのでこの楽曲は通してミュージカル的に聞こえるかもしれません。Pianoを2台にしたのはこの演出をしたかったためです。
そして間奏はViolinのSoloです。
そのアイデアが出た時から"須磨和声さん"ののびのびと歌い上げるViolinが鳴っていたので最初からスペースは空けておき更に楽器を抜きました。
プリンス、プリンセスどちらのSoloも素晴らしいPlayで楽曲に華を添えています。
Cメロから大サビ前の一連はオリジナルの上がってきた最後に出るChopの気持ちよさに対抗すべく、ぐっと来るオーケストラならではの演出にしました。
最後にこの楽曲はVocalから始まります。
そのため必然としてプリンス盤では"新社会人さん" 、プリンセス盤では"はにちゃむ★さん"のブレスから始まります。
"新社会人さん" の伸びのあり且つハスキーさをも内包する魅力的な声、
"はにちゃむ★さん"の表現豊かで力強く美しい声、で表現する音楽はそこから始まってますので注目です。
この楽曲のアレンジプランとしては澄んだ空気感からの壮大なオーケストラ•バラードを表現したいと考えていました。
そのためStringsのコラール的なアレンジから始まりその中でWood blockを印象的に使ってます。
Aメロは管楽器とピアノで進みBメロの美しいStringsのハーモニーへとつながり今度はTubular bellsでアクセントをつけてます。
またBメロの掛け合い的なメロディーを活かすことも頭にあり木管楽器がそれをなぞり、2番ではHarpのアルペジオも加わります。
そしてこの"Dear"の特徴的なことで言えば2番のサビ直前のメロディーを歌い手の二人が印象的に歌い上げられるよう変更しています。
これは今回Vocalのディレクションをお願いした"うたわせタローさん"のアイデアでレコーディング中に生まれました。
すごく効果的でその効果を強めるため後に伴奏も一瞬転調させる改訂を施しました。
ラストのサビは力強いコーラス伴奏の中から始まります。
今回のアルバムでは結構ヴォカリーズを用いてますが、単純に僕がそれぞれの歌い手さん達がコンサートホールで
オーケストラ、合唱隊をバックにソリストとして立ち歌い上げる姿が目に浮かび、観てみたいと思ったのが切っ掛けです。
また、"うたわせタローさん"と今回のVocalの演出を話し合った際に、1本確りと気持ちのこもった力強いVocalを歌い手さん達に歌って頂き、
ハモりやオーバーダビングは避けましょうという方針にしたためでもあります。
ボカロ楽曲を人が歌う良さ、人間らしさは色々と工夫されてました。
全編通してそのディレクションの妙味も楽しんで頂けたらと思います。
プリンス版では"伊東歌詞太郎さん"の抜けの良く力強い豊かな声を活かす壮大なバラードに、
プリンセス版では"セリユさん"の可愛らしく表情豊かで心地よい声を活かすオーケストラ•バラードへと表現を分けましたが、
それが出来たのも今回Mixをお願いしたエンジニアの"井野健太郎さん"の感性と技術があって初めて実現出来た表現だと思います。
今回一番頭を悩ませた楽曲です。
先ず、Aメロからのメロディーが凄く低いところから始まり、サビに向けて一気に駆け上がり、全体のレンジが2オクターブを超えます。
また、"Da-littleさん" "バルさん"二人のKeyに耐えられるアレンジにしなければならなかったからです。
このことは他の全ての楽曲にも言えることなのですが、オーケストラの特性上、楽器ごとに出ない音域が当然あり、
1音動くだけで音色も変わっていきます。
そのため2つのkeyを同時に考えつつアレンジを進め工夫をする必要がありました。
それはMixにも言えることで作業は繊細に進めて頂きました。
もう一つは印象的なサビに負けず劣らず、良い伴奏メロディーがあることです。
オリジナルではエレキギターがそれです。
今回のアレンジではViolin,Violaがそれを担っており、更に色気を出すためにポルタメントをつけ演奏させてます。
全体のアレンジプランとしてはバレエ音楽です。
少しおどけたA,Bメロから一気に優雅で情緒的な泣き歌オーケストラサウンドへと展開します。
"Da-littleさん" のファルセットの美しさを再確認した楽曲であり"バルさん"の低音の艶やかな響きを発見した楽曲でもあります。
そのため始まりのサビは"Da-littleさん" には本来の位置で、"バルさん"には1オクターブ下で歌って頂いております。
この曲のアレンジプランは応援ソングです。
アルバム全体のコンセプトである"泣き歌"を踏まえバラードにするプランもありましたが、
この楽曲の良さは半拍食って入るグルーヴだと思ったので、"歌い手とオーケストラに応援されグッとくる"
そんな"泣き歌"アレンジにしました。
Stringsのイントロから始まる軽快さはA、Bメロでは刻みなどフレーズで表現しノリの良いサビへと繋がります。
また特徴的なのは2番のサビから入るGrancassaつまり(大太鼓、Bass Drum)の4つ打ちではないかなと思います。
つい足踏みしたくなるような演出になってます。
間奏も応援ソングとして後押し出来るような上がるアレンジにしました。
StringsとBrassセクションが歌う中、何度もCymbal,Grancassaのアクセントが続きGongが弾けその中で印象的にHarpのGlisssandoが舞います。
「大丈夫さ!自分らしく行け、活け!!」と主人公に対して熱く背中を押す僕なりの応援です。
その応援ソングを"新社会人さん" "はにちゃむ★さん"お二人が見事に歌い上げてくれました。
"letter song"はオリジナル自体がバラードということもありますが、
"伊東歌詞太郎さん"と"セリユさん"のお二人にはそれこそ10年後の自分に向けて歌ってほしいという思いが最初からありましたので
これぞ"泣き歌"と言う1曲にしました。
冒頭から続く美しく歌うStringsセクションはメロディーを支えつつ、各々歌い上げる作りとなっており、
特にBメロから内声で旋律的に歌うCelloなどはこだわりました。
全編Stringsをフューチャーすることに決めていたので退屈にならないよう、
しかしこの美しいメロディーとストーリーの邪魔にならないよう色々と工夫しています。
また1番の終わりで出てくるThunder sheetはこの楽曲の物語をドラマチックに演出しています。
2番から加わるHarpsichordはStringsの感情の高まりを抑え、後半にそれを残すために良い効果を発揮してます。
その後の間奏はCメロ的な要素が強いのでそのつもりでアレンジしてます。
オリジナルでも出てくる駆け上がりのパッセージは木管楽器のPiccolo,Flute,Oboe,Oboe d'more,Clarinet B♭(プリンセスではE♭),Bassoonが演奏を受け渡しつつ進みます。
最後にはCelestaが独奏と言うかたちをとりますが、
これは"伊東歌詞太郎さん" "セリユさん"の10年後の自分に歌った気持ちに、
更にお聴きになる方々それぞれの10年後への気持ちを映し出せるよう作りました。
photography by sai / hair by AOKI
HP : http://www.hirokisaitoh.com/
音楽家。映画、CM、Webなどの多くのメディアに楽曲を提供する他、
サウンドインスタレーションなどのアート作品を発表し、
様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行うなどその活動は多岐に渡る。
■Sound Creative All Arrangement : 斉藤尋己 Solo Violin : 須磨和声(M-02、M-06、M-08、M-12) Recording Director : うたわせタロー Recording Engineer : 前田 励(Nasoundra Palace Studio) Mixing Engineer : 井野健太郎 Mastering Engineer : 酒井秀和(Sony Music Communications) |
■Artwork Creative Jacket Design : 桑原草太 Art Direction : 石橋克章(anatani.com) |
■Sony Music Entertainment Staff A&R Director : 矢山貴之(DefSTAR RECORDS) AD : ジーコ ![]() |